社会課題解決 重点プロジェクト
バイオシードテクノロジーズは単なる資材の製造・販売にとどまらず、中山間地域の離農対策、二毛作による農家所得向上、グローバルサプライチェーンのTNFD開示基準適合など、国内外の農業課題に直結するプロジェクトを主導・参画しています。
中山間地の離農対策・資産価値向上プロジェクト
急傾斜地・寒冷地におけるドローン乾田直播と高収益化モデルの実証
高齢化と担い手不足が深刻化する中山間地域において、育苗作業と代掻き作業を完全に不要にする「DDSR-MAXX × ドローン高密度散布」を導入。作業時間を従来の1/5に圧縮し、離農が進む耕作放棄予備軍の農地を集積・資産化する実証体系を推進しています。
主な取り組み・実証エビデンス
- •北海道網走等の寒冷地実証圃場において、低温発芽率90%超を実証
- •育苗ハウス不要・重機代掻き不要による初期投資と燃料コストの劇的削減
- •自治体・地域営農協議会と連携した中山間地スマート農業モデルのパッケージ化
二毛作プロジェクト(米 × カメリナ)
米収穫後の裏作カメリナ導入による農家所得向上と脱炭素バイオ燃料生産
主食用米の収穫後、冬期の裏作としてアブラナ科の油脂植物「カメリナ」を作付けする二毛作体系を確立。休閑期の農地を活用して農家の年間売上を底上げするとともに、航空バイオ燃料(SAF)原料としてのサプライチェーン構築を推進します。
主な取り組み・実証エビデンス
- •ちーの・ナルックス等との連携による地域集荷・搾油体制の検証
- •水稲直播体系と組み合わせることで、年間を通じた圃場稼働率を最大化
- •転作助成に過度に依存しない、自律的な二毛作経済圏の構築
BUNGEグローバル連携 & TNFD開示対応
世界的穀物メジャーの調達網に適合する、環境配慮型農業資材の定量的エビデンス確立
世界有数のアグリビジネス大手BUNGE(bunge.com)との連携を視野に入れ、サプライチェーンにおける自然関連財務情報開示(TNFD)基準に対応した農業資材の検証を実施。化学肥料・農薬の低減効果と土壌炭素固定量を科学的にモニタリングし、グローバル調達基準に適合する生産体制を整備します。
主な取り組み・実証エビデンス
- •バイオスティミュラント施用による化学肥料使用量20〜30%削減のエビデンス取得
- •土壌微生物生態系(菌根菌・窒素固定菌共生)の活性化指標の数値化
- •TNFD開示要件に準拠した一次データ取得パイプラインの構築
鳥獣害対策マルチセクター(MS)
中山間地特有の獣害地域における資材技術・忌避フィールドテスト
シカ・イノシシ等の鳥獣被害によって作付けが断念されている中山間地の農地再生に向け、物理柵だけに頼らない複合的(マルチセクター)アプローチを展開。作物自体の健苗育成による食害耐性と、忌避性資材の検証を地域横断で推進します。
主な取り組み・実証エビデンス
- •鳥獣害多発地域における実証圃場の設置と被害低減率の追跡
- •圃場境界部への機能性資材施用による侵入抑制効果のフィールド検証
- •中山間地のトップシェアを維持・拡大するための地域連携モデル
水稲直播・種子処理連携(株式会社NORINA)
DDSR-MAXXと根圏微生物資材(マイコス・アゾス)の完全共起シナジー
水稲種子コーティング技術「DDSR-MAXX」と、株式会社NORINAが保有する根圏微生物資材(菌根菌マイコス・窒素固定菌アゾス)を融合。初期の活着促進とリン酸吸収・窒素補給を同時に実現し、無代掻き・省力直播における驚異的な生育均一性を生み出します。
主な取り組み・実証エビデンス
- •823件の現場データから実証された「菌根菌×窒素固定菌」の共起相乗効果
- •種子コーティング時に有効菌を安定担持させる独自の特許出願準備技術
- •2社共同研究による直播用ワンパッケージ資材の全国展開